再開発が進み、史上最年少の市長が誕生し魅力が増している芦屋エリアの今後の可能性についてレポートします!

芦屋は、大阪や神戸へのアクセスが良好でありながらも、落ち着いた住環境が広がる住みやすい街として人気のエリア。JR「芦屋」駅南口では、「緑があふれ居心地が良く、歩きたくなるような芦屋らしい駅前再開発へ」をコンセプトに、市による再開発事業が進行中。2023(令和5)年5月には史上最年少となる新市長も誕生し、芦屋市に新しい風が吹き込むことが期待されています。今回は、ますます魅力が増している芦屋とその周辺地域の、現在と将来の姿をレポートします!

宮川けやき通り
宮川けやき通り

芦屋を中心とした関西圏の再開発状況は?

芦屋市では「JR芦屋駅南地区まちづくり基本計画」が制定され、市が主導する再開発事業が進められています。JR「芦屋」駅は駅舎がリニューアルされ、駅周辺の歩道が広くなったほか、ペデストリアンデッキを設置することで歩車分離が図られ、利便性と安全性が高まっています。再開発の波は芦屋以外の関西圏各地にも広がっていて、暮らしやすく働きやすい環境整備が進められています。

たとえば大阪の「うめきた」エリアや神戸の「三ノ宮」エリア。「うめきた」は2期街区となる「グラングリーン大阪」の工事が進み、三ノ宮では、「緊急都市整備地域」が拡大され都市のフルモデルチェンジが進められています。

JR芦屋駅南地区まちづくり基本計画

整備イメージ図
整備イメージ図

利便性が増す「芦屋」駅

JR「芦屋」駅
JR「芦屋」駅


これからの地価にも着目!

新型コロナウイルスの感染拡大により、インバウンド需要が激減していましたが、制限の緩和で人流、消費が大幅に持ち直してきました。関西を訪れる訪日客も一挙に回復し、街にはたくさんの外国人観光客が行き交っています。この先は2025(令和7)年に大阪・関西万博も予定されるなど関西経済の復調への期待も高まっています。

その結果、都市部を中心に地価は上昇に転じており、影響は周辺へと広がっています。芦屋エリアは、神戸や大阪へのアクセスも良く、新快速停車駅でもあるため、高い利便性を誇っています。また、山・川・海が近くに感じられる全国有数の住宅地として知名度も高く、古くから富裕層が住む高級住宅地として人気があるため、これからも地価の上昇を見込むことができる地域だといえるでしょう。

地域憩いの川

芦屋川
芦屋川

200以上の専門店が集う

「ラポルテ」
「ラポルテ」


関西と日本、そして世界を繋ぐ交通拠点

JR「芦屋」駅は新快速停車駅で、「大阪」駅まで2駅13分、「新大阪」駅まで3駅20分の快適なアクセスを誇ります。特に「新大阪」駅は、将来的には関西の交通拠点としてさらなる発展を期待されている駅。昨年、緊急都市整備地域に指定された「新大阪」駅は、現在工事が進む「なにわ筋線」によって関西空港方面へのアクセス向上が予定されています。

さらに、リニアモーターカーと北陸新幹線の終点駅となることが想定されており、西日本の交通拠点として変貌することが期待されています。また阪急電鉄の「新大阪連絡線」建設計画も実現へ向けて動きだしています。

大阪方面との接続が便利

「新大阪」駅
「新大阪」駅

都市機能の向上を図るゾーンの図(出典:大阪府「新大阪駅周辺地域都市再生緊急整備地域まちづくり方針2022【概要版】)
都市機能の向上を図るゾーンの図(出典:大阪府「新大阪駅周辺地域都市再生緊急整備地域まちづくり方針2022【概要版】)


三ノ宮の再開発は?

芦屋から西へと目を向けると、JR「芦屋」駅から電車で12分の位置にある「三ノ宮」駅周辺でも「居心地の良さ」を軸にした再開発が進められています。三ノ宮にある6つの駅(JR、地下鉄、阪急、阪神、ポートライナー)とバス乗降場を「えき」と定義し、「えき」と「まち」をつなぐ空間を「えきまち空間」と名付け、誰にとっても使いやすい、神戸の玄関口にふさわしい空間として整備する計画です。

三宮交差点を中心に税関線(フラワーロード)と中央幹線の一部において「人と公共交通優先の空間」である三ノ宮クロススクエアの整備計画が進められています。周辺エリアでは約150棟のビルの建て替え計画があるとされ、官民の巨額投資により、大きく変貌しつつある「三ノ宮」駅周辺です。

広い歩道のある駅前

「三ノ宮」駅
「三ノ宮」駅

三宮クロススクエアのイメージ図(出典:神戸市)
三宮クロススクエアのイメージ図(出典:神戸市)


芦屋エリアの充実した子育て環境を見てみましょう

芦屋市では、住宅エリアが市全体の大半を占めており、山・川・海という自然が身近に存在する、落ち着いた住環境が整っています。そのため、ファミリー世代にもおすすめの地域です。子育てファミリー向けには「わくわく子育て」という育児を応援する行政サービスについてまとめられたサイトがあるのでチェックしてみてください。

芦屋市内には「赤ちゃんの駅」が点在しており、外出先でも授乳やおむつ替えが可能となっているため、安心して出かけることができます。私立大学や国立大学のキャンパスが周辺に立地し、小中高もそろっている他、交通の利便性も高いため関西圏の校舎に通学することも可能。史上最年少の新市長が誕生し、子育て環境のさらなる充実に期待が高まります。

芦屋市わくわく子育てサイト
芦屋市わくわく子育てサイト

教育関係施設が点在

「兵庫県立高等学校」
「兵庫県立高等学校」


芦屋のお買い物スポットを楽しもう

芦屋は、各種専門店他有名なスイーツ店やカフェなどの商業施設が充実しているのも魅力のひとつ。JR「芦屋」駅のそばには、大丸百貨店の入った「モンテメール」が立地しています。地元の方だけではなく、ショッピングやグルメを楽しむために、周辺エリアから芦屋を訪れる方もたくさん。スーパーマーケットやコンビニなど、生活と密接に関わる施設もそろっていて利便性が高い街でもあります。歴史のある魅力的な名店へ気軽に遊びにいくことができる楽しさも味わえる街です。

ショッピングセンター

「モンテメール」
「モンテメール」

尼崎市に本社を置く、スーパーマーケット

「いかりスーパー」
「いかりスーパー」


発見ポイント!

芦屋川
芦屋川

  • (1)「芦屋」駅周辺の再開発によって、より利便性が増す期待感
  • (2)関西圏の交通拠点としての通勤・通学利便性の向上
  • (3)暮らしに便利な商業施設の出店など、にぎやかで活気のある街

再開発が進み、史上最年少の市長が誕生し魅力が増している芦屋エリアの今後の可能性についてレポートします!
所在地:兵庫県芦屋市