再開発レポート

再開発で街の魅力アップ!生まれ変わりつつある神戸・ウォーターフロントエリアをご紹介します。

北に六甲山、南は瀬戸内海に囲まれた自然豊かな都市・神戸。「神戸ハーバーランド」や「北野異人館街」など、オシャレな街としても有名ですよね。そんな神戸は今、都心の活性化を目指して再開発の真っ只中です。倉庫街だったウォーターフロントエリアも、港町の雰囲気はそのままに「神戸ポートミュージアム」「KOBE Smartest Arena(2024(令和6)年open予定)」など楽しめる施設が続々と誕生しています!2017(平成29)年から始まった神戸港開港150周年記念プロジェクトでは、「メリケンパーク」や「神戸ポートタワー」もリニューアル。さらに、「三宮」駅周辺の再開発もおこなわれており、生まれ変わりつつある神戸から目が離せません!今回は、神戸のウォータフロントエリアを中心に足を運んでみたので、その魅力をお届けします!

「(仮称)神戸アリーナ」新港第2突堤基部からの近景イメージ画像※事業提案時のイメージのため、変更の可能性があります。
「(仮称)神戸アリーナ」新港第2突堤基部からの近景イメージ画像※事業提案時のイメージのため、変更の可能性があります。

にぎわいの創出が期待される神戸都心の再開発

神戸の都心の活性化を目指し、市民の想いを盛り込んだ「将来ビジョン」が2015(平成27)年9月に取りまとめられました。「景観」「にぎわい」「生活・居住」「産業」「観光・文化」「防災」「環境・エネルギー」「交通」の8つを軸に、訪れ、働き、住みたくなる街、そして発展し続ける街を目指してさまざまなプロジェクトが展開中です。 同時に神戸の玄関口である三宮周辺地区の開発に取り組み、「新たなバスターミナル(三宮)」を整備するなど、新しい駅前空間「えき≈まち空間」の創出に取り組んでいます。 他にも神戸市一丸となり、にぎわい創出を目指して、市役所や中央区役所の建て替え、「東遊園地」や「磯上公園」の再開発が進行中です。これからどのように変化していくのか、ワクワクしますね。

神戸の玄関口・三宮

「三宮」駅周辺の景色
「三宮」駅周辺の景色

にぎわい創出へ!

「三宮駅周辺歩行者デッキ」イメージ画像※神戸市提供
「三宮駅周辺歩行者デッキ」イメージ画像※神戸市提供


夜景も楽しめるアクアリウムやフードホールなどが次々とオープンする新港第1突堤

新港町は明治時代から埋め立てが始まった場所で、倉庫や港湾施設が立ち並んでいます。最近では、神戸らしい港町の雰囲気を残したまま、続々と楽しめる施設が誕生しています。 新港第1突堤の根本付近には「神戸ポートミュージアム」が2021(令和3)年10月29日にオープンし、劇場型アクアリウム、フードホールなどが入る複合文化施設となっています。お子さん連れはもちろんのこと、ムード抜群なので、デートにもオススメですよ。昼間はアクアリウムを満喫し、夜は神戸の夜景を楽しみながらこだわりの料理やお酒を満喫なんて、素敵な1日になりそう! 神戸企業であるフェリシモ本社ビル「Stage Felissimo」も注目です。ホールや美術館など、フェリシモならではのこだわりあるホールやミュージアム、レストランが並びます。2階にある「フェリシモ チョコレート ミュージアム」では世界のチョコレートパッケージコレクションを見ることができます。チョコレート好きにはたまりません。

新たなランドマーク!

「神戸ポートミュージアム」
「神戸ポートミュージアム」

2021(令和3)年1月18日に移転した
フェリシモの新社屋2F

「フェリシモ チョコレート ミュージアム」
「フェリシモ チョコレート ミュージアム」


1万人規模の大規模多目的アリーナが誕生する新港第2突堤

新港第2突堤は、神戸らしい景色を堪能できる人気スポット。 ここになんと、世界水準の最先端アリーナ「(仮称)神戸アリーナ」が2024(令和6)年にオープン予定です。1万人規模の大規模多目的アリーナで、プロスポーツ興行や国内外のトップアーティストによるライブなど、年間約100万人の集客を見込んでいます。兵庫県のみならず、関西圏においても有数の大規模施設として誕生します。周辺にもプラザやコリドーを整備予定で、ウォーターフロントエリアの新たなシンボルとなることでしょう。 新港第3突堤と新港第4突堤の間を埋め立て、ジャンボフェリー・宮崎カーフェリーなどの貨物車の待機場も整備中です。クルーズ客船の受けれ体制を強化し、観光の活性化を目指しています。こちらは2022(令和4)年完成予定です。

2024年オープン予定♪キャパ1万!

「(仮称)神戸アリーナ」外観イメージ画像※事業提案時のイメージのため、変更の可能性があります。
「(仮称)神戸アリーナ」外観イメージ画像※事業提案時のイメージのため、変更の可能性があります。

「新港第3突堤」と「新港第4突堤」
「新港第3突堤」と「新港第4突堤」


神戸の象徴「メリケンパーク」や「神戸ポートタワー」もリニューアルで生まれ変わる

2017(平成29)年から神戸港開港150周年記念プロジェクトが始まっています。中でも注目なのが中突堤周辺、港町神戸の象徴ともいえる「メリケンパーク」のリニューアルです。 市民の憩いの場として愛されている「メリケンパーク」。芝生広場・多目的広場を拡張し、さくら並木の整備が行われる予定。 観光スポットとして古くから親しまれている「神戸海洋博物館」もリニューアル。「神戸とみなとのあゆみ」をテーマに、プロジェクションマッピングや体験型の展示を通して紹介しています。 また、阪神・淡路大震災20年をきっかけに生まれた「神戸の魅力は人である」という思いを集約したシビックプライド・メッセージ「BE KOBE」を型どったモニュメントは、フォトスポットとしてにぎわっています。そばには西日本最大級の大きさを誇る「スターバックス コーヒー 神戸メリケンパーク店」もあるので、コーヒーを片手に港町を満喫♪ さらに開発は進められており、1963(昭和38)年に開業した神戸港のシンボルである「神戸ポートタワー」もリニューアル中。これまで一般の方が上がることのできなかった屋上に上がれるようになり、2023(令和5)年夏頃オープン予定。なお、「神戸ポートタワー」は民営化を行い、神戸のランドマークとしての魅力向上を図っていくようです。隣接するビルと一緒に商業施設などが誕生する可能性もあるので、これからの動向に注目です。

フォトスポット多数!

「メリケンパーク」
「メリケンパーク」

2023(令和5)年夏頃
リニューアルオープン

「神戸ポートタワー」
「神戸ポートタワー」


点と点をつなぐ回遊性の向上を目指した整備も進む

神戸の都心開発が進むにあたって、回遊性の整備が進められています。 税関前歩道橋は三宮とウォーターフロント、東遊園地とみなとのもり公園をつなぎ、誰もが歩きやすい歩道橋を目指して整備中。2023(令和5)年度末の完成予定です。 「元町」駅からウォーターフロントに向かう移動のかなめとなる「鯉川筋」は、その道路空間を「人々が集い、憩い、また行き来しやすい空間」に変えていくための整備が進められています。「元町」駅から南京町の入り口付近までは、既に広い歩行者空間が実現されており、引き続きウォーターフロントに向かって整備が進められていきます。「三宮」駅前、新港町、ハーバーランドを結ぶ連節バス「Port Loop」も観光に便利!2022(令和4)年4月より「新神戸」駅まで延伸し、ウォーターフロントから「新神戸」駅まで乗り換えなしで行けるようになりました。お得な一日乗車券もあり、提示する事で優待を受けられる施設もあるのでチェックしてみてくださいね♪

歩きやすい歩道橋へ

「税関前歩道橋」イメージ画像※神戸市提供
「税関前歩道橋」イメージ画像※神戸市提供

全長18メートルの長いバス

観光地めぐりにおすすめ
観光地めぐりにおすすめ


ウォーターフロントエリア以外も整備が進み、今、神戸が変わる

神戸の再開発は、ウォーターフロントエリアだけにとどまりません。 神戸の玄関口ともいえる「三宮」駅周辺では、駅と周辺のまちをつなぐ「えき≈まち空間」を整備。その核となるのが「三宮クロススクエア」です。「人と公共交通優先の空間」の創出を目指すことで、周辺の活性化につながっていくことでしょう。西日本最大級となる「新たなバスターミナル(三宮)」も整備予定で、2027(令和9)年度頃の工事完了予定を目指しています。 他にも老朽化が進む市役所・中央区役所の建て替え、市民の憩いの場である東遊園地・磯上公園の再整備を進めており、神戸は今まさに、変化の真っ最中!より良い未来の実現に向けて、一丸となって生まれ変わろうとしています。 いかがでしたでしょうか?再開発中の神戸を巡ってみて、新しい施設やこれから更ににぎわっていくであろう街並みにワクワクしました!ぜひ足を運び、変わりゆく神戸を体感してくださいね。

えきまち空間

「三宮クロススクエア」イメージ画像※神戸市提供
「三宮クロススクエア」イメージ画像※神戸市提供

公園でのんびりと♪

「東遊園地」イメージ画像※神戸市提供
「東遊園地」イメージ画像※神戸市提供


発見ポイント!

「神戸シーバス boh boh KOBE」
「神戸シーバス boh boh KOBE」

  • (1)楽しめる新施設がゾクゾクOPEN!生まれ変わったウォーターフロントエリアは楽しみがいっぱい♪
  • (2)メリケンパークや神戸ポートタワーなど、馴染みの施設もリニューアル。何度行っても楽しめる!
  • (3)人と街を繋ぐ道路や交通機関の整備で、今まで以上に活気あふれる神戸へ

再開発で街の魅力アップ!生まれ変わりつつある神戸・ウォーターフロントエリアをご紹介します。
所在地:兵庫県神戸市 

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