宝塚市が本気で取り組む、長期にわたる子育て支援のカタチを詳細レポート

宝塚市では、子どもたちの健やかな育ちと子どもを育む環境の整備に向けて、さまざまな子育て施策に取り組んでいます。妊娠中から出産、育児期、そして子どもが高校を卒業するまで切れ目のない支援が受けられる環境なら、安心して子育てができると思いませんか?

今回は、宝塚市が取り組む子育て支援事業や支援施設、保育施設、幼児期からの習い事教室など、子育てファミリーなら知っておきたい情報について詳しく見ていきましょう。

image photo
image photo

妊娠前から子どもが高校生になっても利用できる大型子育て支援施設

フレミラ宝塚」は、老人福祉センターと大型児童センターの複合施設。高齢者と児童がふれ合い、未来を築く場所として誕生しました。中に入っている「大型児童センター」は、主に中学生や高校生が集える居場所で、平日は午後9時まで利用することが可能です。学校帰りに、バスケットボールやダンス、バンド練習などで立ち寄る子どもたちが多く、情報図書室ではパソコンやマンガ、雑誌などを楽しむ姿も見かけます。小学4年生から18歳未満を対象とした「ミニたからづか」という取り組みも長年続けられており、子どもが主役の街を企画運営しています。毎年、子どもリーダーや中高生スタッフの募集も行われているので、興味のある方は「大型児童センター」までぜひ問い合わせてみてください。

「子ども家庭支援センター」は宝塚市の子育て支援の拠点。宝塚市在住の0歳~3歳くらいの未就園児と、パパ・ママが自由に遊べる場所として、月曜から金曜まで「きらきらひろば」を開放しています。プレイルームには、ステップやスロープ、スクエアマットがあり、自由に遊ぶことが可能。また、保育士が常駐しているのでいつでも気軽に子育ての相談をすることもできます。助産師や管理栄養士、理学療法士、言語視覚士などによる相談も実施しているので、ホームページなどで相談日を確認の上、事前予約をしてご利用ください。

音楽室でドラムの練習も
できる!

「大型児童センター」
「大型児童センター」

気軽に子育ての相談ができる

「宝塚市子ども家庭支援センター「きらきらひろば」」
「宝塚市子ども家庭支援センター「きらきらひろば」」


子どもとパパ・ママの居場所づくりに積極的に取り組む宝塚市

宝塚市には、市立の保育所内にも保護者と子どもが利用できる遊びの場所があります。阪急宝塚線「中山観音」駅から徒歩10分のところにある「米谷保育所」には、地域子育て支援センター「すくすく」があります。宝塚市内在住で0歳からの未就園児とその保護者が対象で、月・水・金・土曜日は園庭を、火・木曜はホールを開放。よちよち歩きまでの赤ちゃん専用のまいまいルームもあるので、利用可能な曜日や時間を確認して利用してください。音楽に合わせて楽しむベビーダンスなどに加えて、子育て支援講座も開催されていますよ。

また、「安倉中保育所」も地域の子育て応援しています。月・水・金曜日の園庭開放では、園庭の砂場やおもちゃ、乗り物、大型遊具を使って親子で遊ぶ姿を多く見かけます。対象は0歳から未就園児とパパ・ママさんで、保育士さんに子育て相談することもできるのがうれしいですね。絵本の貸し出しや身体測定も行っています。第1・3・4・5火曜と最終月曜は「宝塚市総合福祉センター」で子育てサロンも開催。数多くの場所で子育て支援やサポートが受けられるのは、地域で子育てを応援している宝塚市ならではの取り組みといえるでしょう。

ピピアめふ」内にも子育て支援スペース「みるくっく宝塚」があります。火・木曜は1時間1,000円で一時保育を受け付けています。生後3カ月から預けることができるので、上手に利用したいですね。親子で保育士の先生と手遊びやお歌遊びを楽しめる「あそびのひろば」も開催されているので、就園前の慣らし保育におすすめです。

宝塚市内は地域ごとに7つのブロックに分けて児童館や子ども館を設置。安倉北エリアには「安倉児童館」「中筋児童館」があり、0歳~18歳までの子どもたちとパパ・ママが利用できます。いずれも、学校帰りの居場所づくりや親子のふれあい、仲間づくりに取り組んでいるので、プログラムやイベント内容を確認してみましょう。

米谷保育所内にあるよ♪

地域子育て支援センター「すくすく」
地域子育て支援センター「すくすく」

生後3カ月から一時保育を受付!

「みるくっく宝塚」
「みるくっく宝塚」


子育て世代にとってうれしい「保育の無償化」に取り組む宝塚市

宝塚市では、幼児教育・保育の無償化に取り組んでいます。満3歳以上のお子さんは、保育所、小規模保育事業、認定こども園、幼稚園、認可外保育施設等の利用料が所得制限なしで無償となり、0~2歳児も所得制限がありますが、無償化を実施しています。手続きなどの詳細は、宝塚市のホームページをご確認ください。

また、市内にはここ10年以内に開設された保育施設が増えています。まるでカフェのような外観が目を引く「やまぼうし保育園分園」は2019(令和元)年開設。北欧テイストの内装や成長に応じて遊べる園庭、豊富な知育玩具など設備も充実しています。特に、自園調理で温かい手作りの給食やおやつを提供していることも人気を集めています。2015(平成27)年開設の「宝塚COCORO保育園」は、木の香り漂う清潔な室内と屋上庭園を備えた保育園。保護者の負担軽減を考えた、ペーパータオル、おむつ処理などの「まごころサービス」を導入しています。

自園調理の給食が
おいしいと評判

「やまぼうし保育園分園」
「やまぼうし保育園分園」

3階建てのきれいな園舎

宝塚COCORO保育園
宝塚COCORO保育園


子どもの個性や特性を無理なく伸ばす運動系の習い事が豊富!

多くの子育て世代のパパ・ママは、さまざまな経験や体験を通して、子どもの個性や能力を伸ばしたいとお考えでしょう。宝塚市は特に運動系の習い事が充実しているので、無料体験などを利用し、子どもが楽しく参加できるものを選びたいものです。

バッティングスタジアム サージ宝塚」は、ファミリーで楽しめるバッティングセンター。元プロ野球選手が直接指導を行う無料野球教室も開催しています。日常生活をより快適なものにするフィットネスジム「クロスフィット 宝塚」にはキッズクラスもあります。どんなスポーツをやる場合でも、子どもの頃から正しいトレーニング方法を知っておくことは重要です。夏休みには、英語だけでトレーニングを行う「Kids English Class」も開設。親子で通うのも楽しそうですね。「ウィルド体操クラブ宝塚」では、年少さんから小学生まで、年代に合わせた指導を行っています。マット・跳び箱・鉄棒を中心とした体操技術に加え、ルールやマナーなど人間性の育成にも力を入れている指導には定評があります。キャンペーン時には入会金や年会費が無料になることもありますよ。屋内外プールや総合体育館、テニスコートもある「宝塚市立スポーツセンター」でも、水泳教室や幼児体育教室などを開催。全般的に費用も割安のため、人気があります。赤ちゃんと水の中で親子のスキンシップをはかる「らっこちゃん水泳」もあるので、ぜひお問い合わせください。

スポーツだけでなく、文化的な習い事も充実しています。宝塚市中筋にある「一路庵茶道教室」は、裏千家のカリキュラムに基づき、入門から、奥伝までレベルに応じたお稽古を行う茶道教室です。稽古は月1〜3回コースが用意されています。「カレッジ神戸 キッズ珠算会」は、宝塚をはじめ、阪神エリアに約50校もあるそろばん教室。脳の活性化を高める効果があることから、幼児から始める習い事として、昨今人気が高まっていますね。幼児教育「チャイルド・アイズ」の知能育成コースは、1.5歳から参加できるクラスがあります。実際に教室の雰囲気を知りたいなら、まずは親子で参加できる体験レッスンがおすすめ。ほかにも「個人別指導塾 ブレーン」や「個別指導スクールIE」など、個別指導を行っている学習塾もあります。

割安な費用感が
うれしい!

「宝塚市立スポーツセンター」
「宝塚市立スポーツセンター」

裏千家の茶道教室

「一路庵茶道教室」
「一路庵茶道教室」


子育ての情報発信にネットやLINEなど、さまざまな媒体を活用

宝塚市では、子育て支援に力を入れていますが、それらの情報をより多くの子育てファミリーに届けるために、情報発信の方法も複数用意しています。

宝塚子育て・子育ちガイド「たからばこ」は、宝塚市の子育てに関する情報をまとめた冊子。母子健康手帳交付時や転入届の手続き時に、宝塚市役所などで渡してもらえます。「無くしてしまった!」という方は、WEBページや電子書籍版でも見ることができますよ。年4回発行の子育て通信「きらきら」では、子育てのヒントや宝塚市で開催している講座・食育・子育て親グループ・遊びや絵本の紹介など、最新情報を発信中。主な施設の子育て支援プログラムもここでチェックできるのでぜひ活用してください。宝塚市のホームぺージでも確認することが可能です。

さらにネットやアプリなどを活用すれば、もっと簡単に情報を得ることができます。育児を応援する行政サービスガイド「宝塚市ママフレ」は、子育て関連の手続きや相談窓口などがまとめられているので、とても便利。「きらきら子育てLINE」に子どもの出産予定日や生年月日を登録しておくと、妊娠期から出産後までの子どもの成長に合わせたアドバイスや宝塚市の子育て情報をLINEで受け取ることができます。宝塚市子育てメールマガジン「たからっ子メール」でも、子育て中の方が参加できるイベント・講座や、きらきらひろばでの相談日、出前児童館の開催予定などを月2回程度配信しています。使い勝手のいいものを選んで、上手にサービスを利用してください。

母子手帳発行時に
もらえる

「たからばこ」(引用:宝塚市)
「たからばこ」(引用:宝塚市)

情報がLINEに届くので
見落とす心配なし

「きらきら子育てLINE」(引用:宝塚市)
「きらきら子育てLINE」(引用:宝塚市)

・「たからばこ」(出典:宝塚市

・「きらきら子育てLINE」(出典:宝塚市


大小さまざまな公園やレジャー施設などおでかけスポットがいっぱい

宝塚市には、小さな子どもが安心して遊べる街区公園があちこちに点在。ほどよい広さの「あぜみち公園」は、小さな子ども用の遊具もあり、ファミリーがよく訪れています。「上の池公園」は、遊具や砂場、池もある自然と触れ合える公園。ベビーカーでお散歩したり、緑の中で子どもと走り回ったり、2週間毎に移動図書館「すみれ号」もやってきます。天日神社の隣にある「荒牧第三公園」は、緑も多く遊具もあり、子どもたちを遊ばせるにはぴったり。夏にはお祭りもあり、季節の花々を愛でる楽しみもあると、地元民から愛されている公園です。

大型の公園なら「宝塚末広中央公園」がおすすめ。広い芝生があるので、休日ともなるとお弁当を広げるファミリーがいっぱいです。噴水や遊具もあり、川原に降りることもできますよ。176号線安倉中の交差点からすぐのところにある「もっくん・ふぁーむ」では、芋掘りやいちご狩りといった農業体験や、月単位で契約できる体験農園で野菜づくりもできます。ここで収穫されたお米・野菜を年に3回程度マルシェで販売したり、お料理イベントなども開催。子どもとじかに土に触れ合う体験は貴重ですね。

やっぱりすべり台は
いつでも大人気♪

あぜみち公園
あぜみち公園

子どもが喜ぶ
大きな複合遊具も♪

宝塚末広中央公園
宝塚末広中央公園

 

宝塚市は、子育てに関わるサポートがとても充実している街。子どもや親子の居場所づくりに取り組む宝塚市なら、子育て世帯も安心して暮らすことができそうです。


発見ポイント!

image photo
image photo

  • (1)出産前から高校卒業まで安心して利用できる、豊富な子育て支援施設
  • (2)保育の無償化に加えて、新しく開設された保育施設も多く、パパもママも安心
  • (3)子どもの個性を伸ばすバリエーション豊富な習い事教室と大小さまざまな公園

宝塚市が本気で取り組む、長期にわたる子育て支援のカタチを詳細レポート
所在地:兵庫県宝塚市 

\ 私が紹介しました/

admin